【Macintosh】Ubuntu Desktop のイメージファイルを USB メモリに書き込む

MacOSX SnowLeopard で、デスクトップ(ネットブック兼)用 Ubuntu Desktop 日本語 RemixUSB インストーラを作成します。

私の所有するネットブックでは、.iso ファイルを hdiutil コマンドで .img ファイル化したものはインストーラとして認識されませんでした(参考)。 したがって、一度 VirtualBox に読み込んだ Ubuntu スターターから USB インストーラを作成しました。


1. まず、Ubuntu Desktop 日本語 Remix のイメージファイルを ホームページ からダウンロードします(ubuntu-ja-11.04-desktop-i386.iso)。


2. VirtualBox をインストールして起動します。 以下、セットアップの手順を示します。

2-1. 「新規」 > 「続ける」 > 「仮想マシン名と OS タイプ」に適当な名前を付ける。

2-2. 「メモリ」は適当に 512MB を選択。

2-3. 「仮想ハードディスク」で「新規ハードディスクを作成」を選択します。

2-4. 「ハードディスク ストレージ タイプ」で「可変サイズのストレージ」を選択します。 「仮想ディスクの場所とサイズ」は既定のままで問題ありません。
 今回は実際に VirtualBox にインストールせず .iso ファイルの OS スターターを利用するため、ストレージ (~/Library/VirtualBox/HardDisks/ubuntu.vdi) は 34KB 程度しか使いません。

2-5. 作成された仮想マシンの「設定」を開き、「ストレージ」 > 「ストレージ ツリー」 > 「IDE コントローラ」 > 「」に ダウンロードした Ubuntu CD イメージ (.iso) ファイルをセットします。



3. Ubuntu仮想マシンを「起動」します。

3-1. 「Ubuntuを試す」を選択します。

3-2. 「システム」 > 「システム管理」 > 「スタートアップ・ディスクの作成」を選択します。

3-3. USB メモリをパソコンにセットし、Finder から Eject します。

3-4. Ubuntu 仮想マシンに USB デバイスを取り込みます。


3-5. 「使用するディスク(USBメモリ)」で「ディスクを消去」を選択し、既定の設定のまま「スタートアップ・ディスクの作成」を実行します。


 (USB へのインストールが終了するまで、しばらく時間がかかります)

3-6.(3-4の逆の手順で)Ubuntu 仮想マシンから USB デバイスを取り外し、再度 Finder から Eject して USB メモリをパソコンから外します。

これで USB インストーラが出来上がりました。

必要なければ VirtualBoxUbuntu 仮想マシンを「除去」 > 「全てのファイルを削除」しておきましょう(.iso ファイルは削除されません)。


注)以下の処理はパソコンの機種によって異なります。

Ubuntu をインストールしたいパソコンに USB をセットし、起動時に Boot Options(F10 や F12 キー)を実行します。

Boot MenuUSB Storage を選択すれば、OS が起動します。