Ajax Queue プラグインの ajaxQueue() や ajaxSync() は、jQuery.ajax() メソッドと同様に扱える

Ajax リクエストをキューに入れて順序を制御する場合、Ajax Queue プラグインが利用されます。

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// jquery-ajax-queue_1.0.js
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// レスポンスが返るまで次のリクエストを実行しない(一つずつ順番に処理)
jQuery.ajaxQueue({
  url: "test.php",
  success: function(html){ jQuery("ul").append(html); }
});

// レスポンスが全て得られるまで各コールバック関数を実行しない(一括処理)
jQuery.ajaxSync({
  url: "test.php",
  success: function(html){ jQuery("ul").append("<b>"+html+"</b>"); }
});

この Ajax Queue には $.ajaxQueue(options)$.ajaxSync(options) が定義されており、引数オプションとして $.ajax(options) と同じ type, url, success, error, complete, dataType などのプロパティをもったオブジェクト(辞書)を指定できます。 というのも、これらの関数は最終的に $.ajax(options) を呼び出しているからです。

例えば、success 時に実行される関数の引数として JSON オブジェクトが欲しい場合、dataType: 'jsonp' とします。

// JSON オブジェクト取得例
$.ajaxSync({
  url: uri,
  data: {},
  dataType: 'jsonp',
  success: function(json) {
    // 挿入処理
  }
})

dataType を指定しない場合、引数として string オブジェクトが得られるでしょう。

$.ajaxQueue() や $.ajaxSync() は、$.ajax() と互換性があるため、いつでも書き換えることができます。

また、このプラグインの具体的な使用法については、jQuery クックブックの P.430 をご覧下さい。